寒い冬の作業服はつなぎタイプの防寒着がオススメ!

冬に屋外等の寒い場所で仕事をする人達にとって、防寒着は手放せない必須アイテムです。しかし、しっかりした防寒着じゃないと何枚も重ね着しようが、全然寒さを凌げないという経験をしたことありませんか?寒さを凌げない作業服だと集中力が下がり、仕事の効率を著しく低下させてしまうものです。

ここでは、そんな寒い冬の仕事でも、暖かく快適に仕事ができるようになる「つなぎタイプの防寒着」について紹介します。

つなぎタイプの防寒着とは

まず、防寒着というのは分かると思いますが、つなぎ?という人もいると思いますので説明します。つなぎとは、服の上下が一体化している形状で、作業服でいうと上着とズボンが繋がって一枚になっているものです。分かりやすく表現すると、ワンピースの下部分がスカートではなくズボンになっているイメージです。

つなぎは、整備士や機械工等の作業員がよく使っている作業服でオーバーオールを呼ばれています。作業で使う時のオーバーオールの役割は、丈夫なので作業中の外傷を防ぎ、燃えづらい素材なので火に強く、更にはオイル等の体に影響のある液体を通しません。

そしてなにより、作業服なので体を汚れから守ってくれます。つなぎの説明が長くなってしまいましたが、つなぎタイプの防寒着のイメージができたのではないでしょうか?つなぎタイプの防寒着とは、防寒を目的とした防寒対策されたつなぎということです。

普通のつなぎとの違いとして、防寒タイプのつなぎには中綿を入れ保温効果を持たせているという違いがあります。

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つなぎタイプの防寒着はどんな種類があるのか

つなぎタイプの防寒着には、様々な種類があります。大きく分けると作業服の外に着るタイプと、作業服の中に着るタイプで分かれています。作業服の外に着るタイプのつなぎは、防水や防風処理がされているものもあります。

特徴としては、襟が付いていて首回りも暖かくできるように設計されています。勿論、服の一番外側に着るものですので、ポケットも多く付けられているのも特徴です。

中に何枚も重ね着していても、つなぎを外に着ることにより、スッキリと見えるのもつなぎの良い所です。更に、ジャンバーを着ても違和感がありません。作業服の中に着るタイプのつなぎは、何と言っても体の一番近い場所で密着するので、中に着るタイプのつなぎの方が暖かいです。

この中に着るタイプのつなぎはインナータイプとも呼ばれ、寒い冬の作業員で愛用者はかなり多いのではないでしょうか。

しかし、1つだけ気になることがあり、インナータイプのつなぎには袖あると作業しづらいので、袖が付いて無いものが多いということです。大きく2つに分けて紹介しましたが、結局どっちを選べばいいの?ということだと思います。

選ぶ必要なんてありません。どっちも着ることによって暖かさが増すということです。

つなぎタイプの防寒着を着て仕事をするメリット

つなぎタイプの防寒着と言うくらいだから暖かいだけじゃないの?というのはその通りなのですが、着かたによっては更に暖かくなりますので紹介します。まず、つなぎはその形状から、今まで着ていた防寒着を邪魔する事なく着ることが可能です。

それにより、インナータイプと作業服のつなぎ両方を着れば、単純に防寒着がいつもより2枚プラスになるわけです。

特に、上下の服の隙間(お腹や腰周り)が寒かった人にとっては、つなぎの防寒機能のありがたさが実感出来ると思います。一方、つなぎタイプの防寒着ではなく普通の防寒着等は、着れば着るほど上下の服に隙間が出来てしまいます。

上の服は重ねて着たことにより腕を上げる度に持ち上がってしまい、下のズボン等も重ね穿きすると動かなくても下がってしまいます。このような仕事に集中出来ないようなことも、つなぎタイプの防寒着で解消できるということです。

つなぎタイプの防寒着は、上下に分かれている防寒着を重ね着するよりも、仕事・作業効率が上がるというメリットもあります。

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つなぎタイプの防寒着の注意点

つなぎタイプの防寒着は、幅広い仕事で愛用されています。しかし、普通の作業服として使われているオーバーオールのように使うことが出来ない作業があります。ここでは、つなぎタイプの防寒着の注意点を紹介します。まず、防寒着タイプは中綿が入っているものが多く、火に弱いという欠点があります。

例えば、溶接作業やグラインダー作業等、火気を扱う作業では、つなぎの素材等が燃えないタイプのものかを確認してから作業する必要があります。つなぎは形状の特徴から脱ぎ難い作業服な為、万が一火が付いてしまってからつなぎを脱ぐとなると、時間が掛ってしまい大事故に繋がってしまう可能性があります。

注意するのは作業服のつなぎだけではなく、インナータイプのつなぎにも注意が必要です。インナータイプは作業服の中に着るものなので、素材は、ポリエステルとナイロンというとても燃えるのが早いものを使用しています。

更に、中綿も入っているので、火が付いてしまうと取り返しの付かないことになってしまいます。火気使用時は、防寒対策より安全を優先するようにしましょう。また、冬の防寒着の上につなぎを着用する時は、いつもより体は動かないということを理解しておく必要があります。

慣れてしまえば気を付けられることですが、特に気を付けてもらいたのが歩幅です。例えば、現場等で高所作業をしている時、いつもはまたいで渡れた場所も足が届かないということがあります。安全帯等で落下防止処置はしているでしょうが、一歩間違えれば大事故に繋がってしまいます。

つなぎタイプの防寒着は暖かく仕事・作業の効率を上げてくれますが、普段とは違う所に注意する必要があります。

つなぎタイプの防寒着ってトイレはどうする

つなぎを着ていると気になるのがトイレではないでしょうか。特に、冬の寒い日はただでさえトイレが近くなるのに、いっぱい着込んで更につなぎを2枚も着ていたら、と考えただけでも間に合わないような気がしてしまいます。

しかし、安心して下さい。つなぎには前の着脱用チャックの他に、トイレでいちいち脱がなくても済むように、腰の部分にもチャックが付いています。その為、トイレに行っても簡単に用を足すことが可能です。ただ、注意しておきたい事が1つあります。

腰のチャックを開けると下の部分はベロンと垂れ下がってしまう作りになっている為、その部分がトイレの水へ入ってしまう可能性があるのです。1度でもつなぎを着たことある人なら分かると思いますが、トイレでは簡単に用は足せますが十分に注意が必要です。

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